Film Freaks

 

“オリンピックイヤー” なので…

アートカテゴリ:  Film

今年は4年に1度のオリンピック・イヤーということで、「オリンピックと映画」について書こうと思う。


オリンピックを題材とした映画といえば、古くは『民族の祭典』『美の祭典』『東京オリンピック』などのドキュメンタリー映画や、『クール・ランニング』など実話をもとにした映画がある。さらにはオリンピックを題材にするだけではなく、オリンピック選手を映画業界に引き入れたり、古くからオリンピックと映画は何かしらの関係を持っているのだ。戦前でいえば、ターザン映画で有名なジョニー・ワイズミューラーや、最近では『トランスポーター』のジェイソン・ステイサムもそのひとり。スポーツ選手は競技でも表現力を必要としているから表現力に長けているし、肉体的な容姿も均等に取れている人が多い。その上知名度があり美形とくれば、映画プロデューサーも放っとかないんでしょうね、きっと。


2012年オリンピック招致のプレゼン映像でも、スピルバーグとリュック・ベッソンが映像を制作していた(結局ロンドンに決定したけれど、どんな映像だったのかなあ)。よくもまあオリンピックと映画をなんだかんだとくっつけてしまうような発想を持っているものだと感心するけれど、オリンピック自体に魅了するものがあるからこそ、そのようなことを思いつくのだろうし、僕らもオリンピックを観るんでしょうね。


とはいえ、オリンピック映画の有名な作品は数えるほどしかない。オリンピック自体が特別なイベントで、アスリートも特別な選りすぐりばかりだと、映画化するまでもなくオリンピックだけで「おなかいっぱい」な感じがあるからだろう。なにもかもがやっぱり特別だからね。実際遠い国のどこかで一所懸命競技しているのをビールでも飲みながらテレビ観戦するのは、すごく楽しい(個人的にですが…)。


2008年の北京オリンピックがどんな大会になるかは分からないけれども、この大会の後に俳優に転身したりする選手も…なんてことを思うともなく思いながら観ていたらジェイソン・ステイサムのような人が出てきたりとかね。それでは、再見!

泉 知良 (Tomoyosi Izumi)

ニューヨークにて映画制作を学ぶ。現在、日本の映画制作会社にて勤務の傍ら、COOLで人気No.1のコラム「Film Freaks」を連載中。