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第10回目を迎えるジャパン・カッツ!

アートカテゴリ:  Film, Movie

ニューヨークの日本映画祭ジャパン・カッツ!が、今年の夏もまたジャパン・ソサエティで開催される。今回で第10回を迎えるこの映画祭は、7月14日から24日までの開催期間で約30本の長編作品の上映を予定している。

 

毎年良質な新作日本映画をニューヨークに届けるこの映画祭。橋口亮輔監督7年振りの新作『恋人たち』、25年前に書かれた脚本を映画化した園子温監督の『ラブ&ピース』、ぴあフィルムフェスティバル2015でグランプリを受賞した杉本大地監督の『あるみち』など、昨年日本で話題を振りまいた作品がすでに今年のラインナップに並んでいる。

 

また数年前からジャパン・カッツ!では、映画で素晴らしい演技を披露した俳優にカット・アバーブ賞が贈られている。2014年に北村龍一、2015年には安藤サクラが受賞したその賞を、今年のセンターピースとして上映される、アンソニー・ドーアの同名小説を映画化した、坪田義史監督作『シェル・コレクター』の主演俳優リリー・フランキーが受賞する。

 

エッセイストやイラストレーターのかたわら、俳優として目覚ましい活躍を遂げるリリー・フランキー。近年、彼は数々の映画に名脇役として出演し、白石和彌監督の『凶悪』、是枝裕和監督の『そして父になる』、松永大司監督の『トイレのピエタ』などの話題作で強い印象を残している。15年ぶりに映画単独主演した『シェル・コレクター』では、無人島で孤高に暮らす盲目の貝類学者を繊細に演じきった。

 

さらに今年のジャパン・カッツ!では、多くの短編作品、映画製作ワークショップ、映画作家やプログラマー、批評家によるパネルディスカッションも行われる予定。記念すべき第10回目のジャパン・カッツ!は過去最高に濃密なものになるはずだ。

 


ジャパン・ソサエティ オフィシャルウェブサイト

 

© The Shell Collector LLC (USA)、「シェル・コレクター」製作委員会